電車で並ぶということ
満員電車にて。
乗車率150~200%のとき、座っている人の前にだいたい1人ずつ立つことになる。
そして目的の駅に着いた人が立ち上がると、目の前に待ち構えていた者が入れ替わり座る。短い列の順番待ちが起きているわけだ。
別に床に待機位置が描かれているわけでもないので暗黙のルールなのだが、おおよそが当然のこととして受け入れていて。
例え10駅前から立っていたとして、目の前で座っている人の右隣の人が立ち上がったならば、自分の右隣の人間が座るのを黙って見守るしかない。彼奴が1駅前に乗ってきた新参者だとしても、だ。
攻略法は2つ。
- 乗ったタイミングでは座っているが早く降りる人、を覚えて、前位置を取る。
- 早く降りそうな人を見極めて賭ける。
2は1の劣化版とも言えるが、このご時世、毎度毎度同じ人の前に立つというのは不審人物そのものである。1は避けたい。
よって、早く降りそうな人を見極めるしかない。
大げさな姿勢で眠りこけている人間は除外。
足を広げて迷惑千万な人間も、怖いので除外。
慎ましく眠りこけている人間は保留。
一番の有望株は、起きながらにして周りに視線を動かしている人間。
イヤホンをつけていなければなおよし。
これを列車に乗り込んで、まだ待ち人がいない位置のなかから即座に判断しなけれなばならない。難しすぎる。
結局、思うがままフィーリングで選んだ位置が、即降車人間の前であることを願うしかない。
だからこそ、最寄り駅が始発駅の環境は素晴らしく、徒歩通勤は最上の贅沢なのだ。
私の場合、会社の近くに住むのは避けたい派なので、よって徒歩通勤はしないので、庶民派ということになろう。